iPhoneのモデル番号って何？

5G対応iPhoneは9月にサブ6版と12月にミリ波版、2段階の発売になる噂

今年秋に登場と見られるiPhone 12(2020年フラッグシップモデルの仮称）は5G対応が確実視されていますが、まず9月にサブ6GHz（6GHz以下の帯域。5G通信の中では速くないが繋がりやすい）版、12月～1月にミリ波（28GHz帯などの高い帯域。最もスピードは出るが繋がりにくい）版を投入という、2段階の発売になるとの噂話です。

https://japanese.engadget.com/jp-2020-01-11-applerumor.html

iPhoneの「モデル名」とは、「iPhone」に続く「数字」や「アルファベット」のことを指します。
例えば、「iPhone X」の「X」、「iPhone 11」の「11」、「iPhone 11 Pro Max」の「11 Pro Max」がこれにあたります。

そして、iPhoneの「モデル名」は、数字が大きい機種が最新モデルということになります。

また、iPhoneの「モデル名」には、例えば「iPhone 7s」「iPhone XS」のように、「数字」や「アルファベット」の後に「S」などのアルファベットがついたものが存在します。
「iPhone」に続く「数字」や「アルファベット」が同じ場合、「数字」や「アルファベット」の後に「S」などのアルファベットがついた機種が基本的により新しいモデルとなりますので、「iPhone 7」と「iPhone 7s」の場合は「iPhone 7s」、「iPhone X」と「iPhone XS」の場合は「iPhone XS」の方ががそれぞれより新しいモデルで性能も良いということになります。
※一部違う場合もあります。

5桁の英数字
iPhoneのモデル番号は、５桁の英数字で表されます。
例えば、現在の最新モデルiPhone11/11Pro/11Pro Maxの場合、それぞれ｢A2221｣｢A2215｣｢A2218｣というモデル番号が存在します。

ただし、これは日本での発売のモデル番号であり、アメリカや中国などで発売されているものは別の番号になります。

iPhone 11	A2111(US,CA)	A2221(日本その他)	A2223(香港・中国)
iPhone 11 Pro	A2160(US,CA)	A2215(日本その他)	A2217(香港・中国)
iPhone 11 Pro Max	A2161(US,CA)	A2218(日本その他)	A2220(香港・中国)

アンドロイド端末であれば、１つのモデル名に対して1つの番号が振り分けられるのですが、iPhoneは日本以外にも全世界で販売されているスマートフォンですので、他の国の規格にも対応するモデルが多数存在します。
そのため、iPhone11シリーズの場合は、１つの機種につき、3つのモデル番号が存在する
のです。
多くなると、例えば、「iPhone XR」であれば　A1984, A2105, A2106(日本), A2107, A2108(香港・中国)というように5つのモデル番号が存在する場合もあります。

デバイス本体で調べる

Phone 8 以降でモデル番号を確認するには、SIM トレイを取り外して、SIM トレイスロットの中を調べてください。頭上に明るい光源があるところで確認してください。モデル番号は上側に、ディスプレイの側面に沿って印字されています。

iPhone 7 以前、iPad、iPod touch では、デバイスの背面でモデル番号を確認してください。

https://support.apple.com/ja-jp/HT208200

iPhoneのモデル番号は、「そのiPhoneが何という機種で、どのようなモデルなのか」機種の特徴をざっくりと教えてくれます。

しかし、モデル番号だけわかっても、機種の色や容量などの詳細情報を知ることはできません。
例えば「A1779」というモデル番号だけ知りえても、その端末が「iPhone7」だということがわかり、「iPhone7」そのものの機種情報から「何色の機種があるのか」「いくつの容量の機種があるのか」はわかっても、「何色で何GBのiPhone 7なのか」を知ることはできません。

つまり、iPhoneのモデル番号はモデル名を知るためだけに割り振られた番号だということになります。

それでは、そのiPhoneの色や容量を知りたい場合はどうすればよいのか？
iPhoneの「型番」からそれらを知ることができますが、「型番」の話はまた今度・・・。